2022-02-15 22:30

羽生、練習でオペラ座の怪人=「中国で大切な思い」〔五輪・フィギュア〕

 北京五輪のフィギュアスケート男子で94年ぶりの3連覇を逃し、4位だった羽生結弦(ANA)が15日、大会の練習リンクで滑った。2014〜15年シーズンに使用した「オペラ座の怪人」を流し、「中国で『オペラ座』というのは大切な思いがあって、ぜひ見せたいと思った」と説明した。
 そのシーズンは上海で行われた中国杯で、フリーの直前練習で他の選手と激突して流血しながらも演じ切った。同じく上海での開催で2位だった世界選手権でも「オペラ座の怪人」を演じた。
 前日の記者会見では、大会中に右足首を痛めていたことを明かしていた。この日は「痛み止めを飲んで、楽しくやらせてください」と、柔和な笑みを浮かべていた。