北京五輪のスノーボード女子ビッグエアで銅メダルを獲得した村瀬心椛（ムラサキスポーツ）が一夜明けた１６日、北京で記者会見し、「メダルが決まったときは夢のようだったが、たくさんメッセージをもらって実感した」と喜びを語った。
　１７歳で冬季五輪の日本女子最年少メダリストになった。憧れの舞台を意識し過ぎると「いつも通りの自分の滑りを発揮できない」と考え、普段のワールドカップだと思って挑戦。「気持ちの面でいつもと変わらなかった」と振り返る。次の五輪に向けて「銅メダルじゃ終われないと思っている。一番てっぺんを目指したい」と力強く話した。
　地元の岐阜県に戻ってしたいことは「家族とたこ焼きパーティー。普通のことを楽しく過ごしたい」とほほ笑んだ。