2022-02-12 22:29

ワリエワ選手のコーチ「無実と確信」=ドーピング陽性問題で〔五輪〕

 【ロンドン時事】北京五輪に参加しているフィギュアスケート女子のカミラ・ワリエワ選手(15)=ロシア・オリンピック委員会(ROC)=がドーピング検査で陽性反応を示した問題で、指導するエテリ・トゥトベリゼ氏がロシア国営テレビのインタビューで、「クリーンで無実だと確信している」と語った。ロイター通信が12日に伝えた。
 昨年12月25日の検査でワリエワ選手の検体から禁止薬物トリメタジジンが検出され、1カ月半近くが経過した今月8日に結果が報告された。トゥトベリゼ氏は「12月25日にドーピングの疑いがあった選手が、なぜ五輪への出場を許可されたのか不明」と疑問を呈し、「関係者が私たちを見捨てず、権利を守り、無実を証明してくれることを願っている」と述べた。
 ワリエワ選手は、フィギュア団体で金メダルだったROCの一員として出場。個人種目は15日に始まり、出場できるかどうかはスポーツ仲裁裁判所の裁定次第となっている。 
[時事通信社]