2021-02-12 22:11
競技団体は決断尊重=「改革のスピードアップを」―東京五輪組織委・森会長辞任
東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が辞任を表明したことを受け、国内の競技団体からは12日、森会長へのねぎらいの言葉や五輪開催に向けて決意を新たにする声が上がった。
日本陸連は組織委理事でもある横川浩会長、東京五輪日本選手団総監督を務める尾県貢専務理事の連名で、「大会に向けて歩みを進めるためになされた決断を、本連盟は尊重する。森会長の大会に対する長年のご尽力、ご功績に感謝したい。東京大会がオリンピック憲章にうたわれている理念を追求し、国民および世界から理解される大会となることを願う」とのコメントを発表した。
大会の招致活動に携わった日本フェンシング協会の太田雄貴会長は「昨今の報道をきっかけに、日本のスポーツ界がまだまだ発展途上であり、改革のスピードを上げる必要性を感じている」と危機感を募らせ、「これからもっと多様性が生かされる社会を創出すべく、引き続き行動していく」との談話を出した。
日本サーフィン連盟の宗像富次郎副理事長は「発言自体は当然、好ましくないものだったと思う」と述べた。その上で、森氏が過去の大会を視察に訪れたことを回想し、「(サーフィンを)気にかけていただいたので残念」と語った。
日本体操協会の遠藤幸一常務理事は、新型コロナウイルスの影響で開催そのものが危ぶまれていることを懸念し、「私自身は五輪を開催するためにどうするべきかを考えるだけ。どなたに代わろうが関係なく、このコロナ禍であっても開催するチャレンジを続けていく」と話した。
日本陸連は組織委理事でもある横川浩会長、東京五輪日本選手団総監督を務める尾県貢専務理事の連名で、「大会に向けて歩みを進めるためになされた決断を、本連盟は尊重する。森会長の大会に対する長年のご尽力、ご功績に感謝したい。東京大会がオリンピック憲章にうたわれている理念を追求し、国民および世界から理解される大会となることを願う」とのコメントを発表した。
大会の招致活動に携わった日本フェンシング協会の太田雄貴会長は「昨今の報道をきっかけに、日本のスポーツ界がまだまだ発展途上であり、改革のスピードを上げる必要性を感じている」と危機感を募らせ、「これからもっと多様性が生かされる社会を創出すべく、引き続き行動していく」との談話を出した。
日本サーフィン連盟の宗像富次郎副理事長は「発言自体は当然、好ましくないものだったと思う」と述べた。その上で、森氏が過去の大会を視察に訪れたことを回想し、「(サーフィンを)気にかけていただいたので残念」と語った。
日本体操協会の遠藤幸一常務理事は、新型コロナウイルスの影響で開催そのものが危ぶまれていることを懸念し、「私自身は五輪を開催するためにどうするべきかを考えるだけ。どなたに代わろうが関係なく、このコロナ禍であっても開催するチャレンジを続けていく」と話した。