2021-02-12 20:46
組織委トップ「経験積んだ方に」=山下JOC会長
日本オリンピック委員会(JOC)の山下泰裕会長は12日、辞任した東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長の後任について「身近で見ていて大変な仕事。さまざまな経験を積まれた方でないとなかなか難しいと思う」と語った。具体的には、国際会議など対外的な場での決断力が求められるとした。山下氏は組織委副会長を兼ねており、臨時会合に出席後語った。
森氏の不適切発言はJOC評議員会であったもの。山下氏は「辞任は致し方ない」と述べた一方で、森氏が大会招致前からスポーツ界に貢献してきたと強調。「JOCの改革に積極的で、応援で(評議員会に)来ていただいた」と振り返った。
森氏が日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏に後任を要請した手法については、「大変な役割なので、秘密裏に『もしそうなったときは受けてくれよ』という思いだったのかな」と推察。「正規の手続きではないところで次の会長が決まる、というイメージを与えたことは良いことではない」と話した。
森氏の不適切発言はJOC評議員会であったもの。山下氏は「辞任は致し方ない」と述べた一方で、森氏が大会招致前からスポーツ界に貢献してきたと強調。「JOCの改革に積極的で、応援で(評議員会に)来ていただいた」と振り返った。
森氏が日本サッカー協会相談役の川淵三郎氏に後任を要請した手法については、「大変な役割なので、秘密裏に『もしそうなったときは受けてくれよ』という思いだったのかな」と推察。「正規の手続きではないところで次の会長が決まる、というイメージを与えたことは良いことではない」と話した。