2021-02-11 18:19

森会長の女性蔑視発言要旨

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が、3日の日本オリンピック委員会(JOC)臨時評議員会に出席した際、女性を蔑視する発言をした。内容の要旨は次の通り。
 女性理事を選ぶってのは、文科省がうるさく言うんです。だけど、女性がたくさん入っている理事会は時間がかかります。
 これもうちの恥を言いますが、ラグビー協会、今までの倍くらい時間がかかる。女性がなんと10人くらいいるのか、今。5人か? 10人いるように見えるな。
 女性ってのは優れたあれがありまして、競争意識が強い。誰か1人が手を挙げて言われると、自分もやらなきゃいけないって思うんでしょうね。それでみんな発言される。
 俺がまた悪口言ったとなりますが、女性の数を増やしていく場合は、この発言の時間もある程度、規制を何かしておかないと、なかなか終わらないんで困るって。誰が言ったかは言わないですが、そんなこともあります。
 私どもの組織委員会にも、女性は7人ぐらいかな、おりますが、みんなわきまえておられて。みんな競技団体からのご出身者であり、また、国際的に大きな場所を踏んでおられる方々ばかりです。