東京五輪・パラリンピック組織委員会が、森喜朗会長による女性蔑視発言への批判が国内外で高まっていることを受け、スポーツを通じた社会の男女平等を推進するプロジェクトチーム（ＰＴ）の発足を検討していることが８日、分かった。
　関係者によると、外部有識者の参加も見据えている。ＰＴの具体的な活動内容や目標は検討中としているが、組織委としては今夏の東京五輪・パラリンピックの成功に向けて、男女平等の重要性を改めて内外に示すのが狙いとみられる。　
　また、組織委は森会長の問題発言を受けて、理事会と評議員会のメンバーによる臨時の会合を近く開催する方向で調整している。