2022-02-06 16:58
IOC「参加の権利ある」=ウイグル族選手、式典起用―北京五輪〔五輪〕
北京五輪の開会式で聖火の最終走者の一人にウイグル族のジニゲル・イラムジャン選手が起用されたことについて、5日に行われた国際オリンピック委員会(IOC)と大会組織委員会の定例会見で、欧米メディアから質問が相次いだ。人選について組織委側は「演出上の理由。さまざまな世代に聖火の受け渡しをしてほしかった」と述べ、詳細な説明は避けた。最終的にはIOCが承認したという。
政治的な中立性に関して問われたIOCのマーク・アダムス広報部長は、「どういう背景があっても差別はしない。アスリートは開会式に参加できる権利がある。素晴らしい演出だった」と話した。
北京五輪をめぐっては、新疆ウイグル自治区での人権侵害などを理由に、米英などが式典に政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」で対応した。
政治的な中立性に関して問われたIOCのマーク・アダムス広報部長は、「どういう背景があっても差別はしない。アスリートは開会式に参加できる権利がある。素晴らしい演出だった」と話した。
北京五輪をめぐっては、新疆ウイグル自治区での人権侵害などを理由に、米英などが式典に政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」で対応した。