東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長が女性蔑視と批判される発言をしたことを受け、組織委理事の一人でパラリンピック競泳女子金メダリストの成田真由美さん（５０）が６日、「アスリートたちが頑張って、さらに我慢している状況で、このご発言はとても残念」とのコメントを寄せた。
　東京で６度目のパラ出場を目指しながら、大会運営にも関わる中で、「森会長は男子、女子に関係なくアスリートたちを応援してくれていた」との思いがあった。だからこそ、発言を伝え聞いて「驚いた、というのが正直な感想」と胸中を明かした。
　選手に向けては「今回のことに関係なく、自分のすべきことをひたすらするしかありません」と記した。