2022-02-05 01:04

ウイグル族女子選手が聖火点灯=弾圧否定に狙いか―北京五輪〔五輪〕

 【北京時事】4日に行われた北京冬季五輪開会式の聖火の最終点火者を務めた2人のうち、1人が新疆ウイグル自治区出身のウイグル族の選手だった。ノルディックスキー距離女子のジニゲル・イラムジャン選手(20)。
 北京五輪をめぐっては、新疆ウイグル自治区での人権侵害を理由に、米英などが式典に政府関係者を派遣しない「外交ボイコット」を表明していた。
 中国によるウイグル族弾圧への批判が高まる中での起用は、弾圧を否定し、批判に反論する狙いがあるとみられる。