米国オリンピック・パラリンピック委員会（ＵＳＯＰＣ）のライオンズ会長は４日、ユタ州ソルトレークシティーの冬季五輪招致について、早ければ２０３０年大会を開催することもできると述べた。同年大会は札幌市も招致を目指し、カナダのバンクーバー、スペインのピレネー・バルセロナなども関心を示している。
　ライオンズ会長は北京での記者会見で、「私たちは既に国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）と対話中」としたが、まだ特定の年の大会に向けた協議ではないと説明。「オリンピック・ムーブメント全体のニーズにより、早ければ３０年、あるいはそれ以降に実現する可能性がある」と述べた。（ロイター時事）