2022-01-28 18:11
北京市民、自国開催に誇りと不安=五輪開幕まで1週間〔五輪〕
【北京時事】北京冬季五輪の開幕まで1週間となった28日、北京市民からは「貴重な機会」「とても楽しみ」との期待の声が聞かれた。その一方、新型コロナウイルス感染予防策の一環で、一般客へのチケット販売が中止され、「観戦できないので興味がない」といった反応もあった。
市中心部の繁華街・王府井では、「残り7日」となったカウントダウン時計の前で多くの人が記念撮影。会社員女性(49)は「フィギュアスケートや中国勢が金メダルを狙えるショートトラックが特に楽しみ。(夏季五輪の)2008年から国を愛する気持ちは変わらない」と興奮気味だった。11歳の孫と訪れた男性(73)も「めったにない貴重な機会。中国はどんどん大きく強くなっている」と自国開催を誇った。
国営テレビも連日、冬季スポーツを楽しむ市民の様子などを放映し、盛り上がりを演出している中、近くで働く男性は、海外から多くの関係者が隔離なしで入国することに「感染拡大が心配」と打ち明けた。競技開催地の河北省張家口市で普段からスキーを楽しむという男性4人組は、「現場に行けないので興味がない。だからこうして街をぶらぶらしている」と時計の前を通り過ぎた。
市中心部の繁華街・王府井では、「残り7日」となったカウントダウン時計の前で多くの人が記念撮影。会社員女性(49)は「フィギュアスケートや中国勢が金メダルを狙えるショートトラックが特に楽しみ。(夏季五輪の)2008年から国を愛する気持ちは変わらない」と興奮気味だった。11歳の孫と訪れた男性(73)も「めったにない貴重な機会。中国はどんどん大きく強くなっている」と自国開催を誇った。
国営テレビも連日、冬季スポーツを楽しむ市民の様子などを放映し、盛り上がりを演出している中、近くで働く男性は、海外から多くの関係者が隔離なしで入国することに「感染拡大が心配」と打ち明けた。競技開催地の河北省張家口市で普段からスキーを楽しむという男性4人組は、「現場に行けないので興味がない。だからこうして街をぶらぶらしている」と時計の前を通り過ぎた。