2021-01-26 12:33

ロシアの東京五輪除外が確定=CAS裁定上訴せず

 【モスクワ時事】ロシア反ドーピング機関(RUSADA)は25日、ロシア選手団を主要国際大会から2年間除外するとしたスポーツ仲裁裁判所(CAS)の昨年12月の裁定について、スイスの最高裁に上訴しないと発表した。ロシアが国として東京五輪・パラリンピックに出場できないことが確定した。
 ドーピングと無関係と判断されたロシア選手については、個人資格での参加に道が残されている。RUSADAは裁定に関し、「強い異論がある」としつつも、「ロシア選手の利益」を考慮して上訴しないことを決断したと説明した。