2021-12-09 12:32
IOC「強固な関係が成功要因」=東京五輪組織委が総括報告
東京五輪・パラリンピック組織委員会は8日、国際オリンピック委員会(IOC)理事会にオンラインで参加し、今夏の大会を総括した報告を行った。出席後に東京都内で報道陣の取材に応じた組織委の武藤敏郎事務総長によると、大会準備を監督したIOCのコーツ調整委員長は「日本側がIOCと強固な協力関係を築いたのが成功の重要な要因」と発言した。
武藤氏は昨年12月に公表した予算の段階では総額1兆6440億円とした大会経費の変動について、「現在、詰めているところ。具体的な数字を得ていない」と述べ、IOC理事会でも詳細に触れなかった。
また、来年2月に開幕する北京冬季五輪の大会組織委に対しては「われわれのノウハウを伝えさせていただいている」と、運営面の助言をしたことを明らかにした。
武藤氏は昨年12月に公表した予算の段階では総額1兆6440億円とした大会経費の変動について、「現在、詰めているところ。具体的な数字を得ていない」と述べ、IOC理事会でも詳細に触れなかった。
また、来年2月に開幕する北京冬季五輪の大会組織委に対しては「われわれのノウハウを伝えさせていただいている」と、運営面の助言をしたことを明らかにした。