2021-12-08 18:13
IOC調整委員長「決定を尊重」=米外交ボイコット受け―北京五輪
【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)は7日、理事会後にオンラインで記者会見し、米政府が来年2月の北京冬季五輪に外交使節団を派遣しない「外交ボイコット」を表明したことを受け、同五輪の準備状況を確認するIOCのサマランチ・ジュニア調整委員長は「われわれは政治的機関が下す政治的決定を尊重する」と述べた。
米政府は選手団のボイコットには踏み込まない考え。同氏は「われわれは常にできる限りの敬意を払い、政治的世界からの干渉を最小限に抑えることを求めている」と語り、IOCのマーク・アダムス広報部長は「各国と政府はオリンピックを非常に支持し、理解していると考えている」と話した。
米政府は選手団のボイコットには踏み込まない考え。同氏は「われわれは常にできる限りの敬意を払い、政治的世界からの干渉を最小限に抑えることを求めている」と語り、IOCのマーク・アダムス広報部長は「各国と政府はオリンピックを非常に支持し、理解していると考えている」と話した。