2021-12-06 07:52
国際陸連のディアク前会長死去=収賄疑惑、東京五輪招致で捜査
国際オリンピック委員会(IOC)元委員で国際陸連(現世界陸連)の前会長のラミン・ディアク氏(セネガル)が死去した。88歳だった。AFP通信などが3日伝えた。
ディアク氏は1999年から2015年まで国際陸連トップを務めた。14年に発覚したロシア陸上界の組織的なドーピング問題で、違反を隠蔽(いんぺい)する見返りに賄賂を受け取ったとして仏当局の捜査を受け、昨年9月に禁錮4年(うち執行猶予2年)などの有罪判決を言い渡された。
長年IOC委員も務めたディアク氏は五輪開催都市決定の投票権を持つ他の委員に影響力を持っていたとされ、息子のパパマッサタ氏とともに20年東京五輪の招致をめぐる収賄疑惑でも仏当局の捜査を受けた。
ディアク氏は1999年から2015年まで国際陸連トップを務めた。14年に発覚したロシア陸上界の組織的なドーピング問題で、違反を隠蔽(いんぺい)する見返りに賄賂を受け取ったとして仏当局の捜査を受け、昨年9月に禁錮4年(うち執行猶予2年)などの有罪判決を言い渡された。
長年IOC委員も務めたディアク氏は五輪開催都市決定の投票権を持つ他の委員に影響力を持っていたとされ、息子のパパマッサタ氏とともに20年東京五輪の招致をめぐる収賄疑惑でも仏当局の捜査を受けた。