2021-11-25 16:59

18歳以下のロシア選手、隔離不要か=ワクチン未接種でも―北京五輪

 【ロンドン時事】ロシア・オリンピック委員会(ROC)は24日、来年2月に開幕する北京五輪で、18歳以下の選手は新型コロナウイルスのワクチンを未接種でも入国後の隔離措置は不要と国際オリンピック委員会(IOC)に確認したことを明らかにした。ロイター通信が伝えた。
 北京五輪の感染予防策の指針をまとめた「プレーブック」初版では、ワクチン未接種者は原則、21日間の隔離が必要としている。ロシア通信(RIA)によると、ROCのポズドニャコフ会長は「未成年者へのワクチン接種が認められていないため、私たちの選手が隔離されることはないとIOCに確認した」と述べた。フィギュアスケートの選手らが該当する可能性があるという。
 ロシアは組織的なドーピング問題による処分を受けているため、北京五輪にはロシア勢は個人資格で参加する。