2021-10-12 17:54

ソフト上野「安堵感大きい」=JOC、メダリストを表彰―東京五輪・パラ

 日本オリンピック委員会(JOC)は12日、東京五輪のメダリストに贈る特別賞の表彰式を東京都内で行った。3大会ぶりに実施されたソフトボールで金メダルを獲得した上野由岐子(ビックカメラ高崎)は「安堵(あんど)感が大きい」と改めて重みをかみしめ、空手の男子形を制した喜友名諒(劉衛流龍鳳会)は「和の心を少しでも伝えることができたのではないか」と振り返った。
 パラリンピックのメダリストも参加し、一般参加者の質問にオンラインで応じるイベントも開かれた。パラ競泳でメダル5個を獲得した鈴木孝幸(ゴールドウイン)は「パラリンピックに興味を持った人がたくさんいることを知り、うれしく思った」と感想を語った。
 日本選手団は東京五輪で史上最多のメダル58個(金27、銀14、銅17)を獲得。JOCは金500万円、銀200万円、銅100万円の報奨金を各選手に贈る。