2021-09-08 21:01

パラリンピック選手村が閉村=居住棟はマンションに

 5日に閉幕した東京パラリンピックの選手村(東京・晴海)が8日午後6時、閉村した。五輪とパラリンピックの期間中に選手が滞在した居住棟は年末に大会組織委員会の管理を離れ、分譲マンションとして使われる。
 雑貨店やカフェなどが入ったビレッジプラザとメインダイニングホール(食堂)は、解体後の来年3月末に敷地を東京都へ返却。ビレッジプラザは全国の自治体から借り受けた木材で建設されており、組織委は解体後の木材に選手村で使われたことが分かる刻印を入れて返却。各自治体は公共施設などでの活用を図る。居住棟で使われた段ボール製のベッドは提供したエアウィーヴが回収し、古紙として再利用する予定。