2021-09-05 22:58

日本のメダル、史上2位51個=マラソン道下が金メダル〔パラリンピック〕

 東京パラリンピックは5日、無観客の国立競技場で閉会式が行われた。新型コロナウイルス禍の中で、8月24日から13日間の大会は幕を閉じた。
 日本のメダルは金13、銀15、銅23の計51個。総数では2004年アテネ大会の52個に次ぐ史上2位となった。
 この日は陸上のマラソン女子視覚障害T12でリオデジャネイロ大会2位の道下美里(三井住友海上)が金メダルを獲得した。男子視覚障害T12の堀越信司(NTT西日本)、同上肢障害T46の永田務(新潟県身体障害者団体連合会)は銅メダルを獲得。女子車いすT54は土田和歌子(八千代工業)が4位だった。
 バドミントンでは、男子シングルス(車いすWH2)の梶原大暉(日体大)、女子ダブルス(車いすWH)の里見紗李奈、山崎悠麻組(NTT都市開発)が金メダルを手にした。里見はシングルスとの2冠。男子ダブルス(車いすWH)の梶原、村山浩(SMBCグリーンサービス)組と混合ダブルス(下肢障害SL、上肢障害SU)の藤原大輔(ダイハツ)杉野明子(ヤフー)組は銅メダルを獲得した。
 車いすバスケットボール男子の日本は、決勝で米国に60―64で敗れて銀メダルだった。日本の表彰台は初めて。