2021-08-28 17:49
国枝、隠せない高揚感=日本勢奮闘に心躍る―車いすテニス〔パラリンピック〕
車いすテニスの国枝慎吾(ユニクロ)が力強く言った。「コンディションがすごくいい」。第1シードで迎えた初戦の男子シングルス2回戦で危なげなくストレート勝ち。手応えがある滑り出しに声も弾む。
目立ったのは前に出る姿勢だ。世界ランキング43位のスロバキア選手に対し、深いショットを左右に打ち分けて揺さぶると、返球が甘くなったとみるや、ネット付近まで車いすを走らせてボレー。この5年で磨きをかけた積極的な仕掛けの一端を披露し、「どのプレーが調子いいのか、またはちょっと硬いのかをチェックできた」との実感がある。
生き生きとした姿は高揚感そのもの。炎天下だった前日27日も日中の屋外コートで汗を流した。「やっぱりテンションがちょっと上がってしまう」。日本勢の奮闘ぶりをさまざまな形で見聞きし、心を躍らせる。
高まり続ける気持ちも相まって、休養日を挟むことなくここまで来た。疲労が蓄積しないように練習時間を調整するなどして備えてきた大舞台で「一戦一戦、戦っていきたい」。日本選手団の主将は気合十分に話した。
目立ったのは前に出る姿勢だ。世界ランキング43位のスロバキア選手に対し、深いショットを左右に打ち分けて揺さぶると、返球が甘くなったとみるや、ネット付近まで車いすを走らせてボレー。この5年で磨きをかけた積極的な仕掛けの一端を披露し、「どのプレーが調子いいのか、またはちょっと硬いのかをチェックできた」との実感がある。
生き生きとした姿は高揚感そのもの。炎天下だった前日27日も日中の屋外コートで汗を流した。「やっぱりテンションがちょっと上がってしまう」。日本勢の奮闘ぶりをさまざまな形で見聞きし、心を躍らせる。
高まり続ける気持ちも相まって、休養日を挟むことなくここまで来た。疲労が蓄積しないように練習時間を調整するなどして備えてきた大舞台で「一戦一戦、戦っていきたい」。日本選手団の主将は気合十分に話した。