2021-08-26 07:35

アフガン2選手「安全な場所に」=IPC〔パラリンピック〕

 国際パラリンピック委員会(IPC)のスペンス広報部長は25日、政情不安により東京大会参加を断念したアフガニスタンの代表選手2人について「既にアフガニスタンにはいない。スポーツではなく人命に関わる話であり、今どこにいるかは言わないが、安全な場所にいる」と述べた。
 オーストラリアの報道によると、テコンドー女子と陸上男子の2人は豪軍用機で豪州に向かい、東京パラリンピックへの参加を希望している。スペンス氏は2人と直接連絡を取っていないとし、来日できれば大会に出場できるかどうかについて「仮定の質問には答えない」と話した。