2021-01-21 22:01
陸上五輪代表、複雑な胸の内も=コロナで不透明の状況下
陸上女子5000メートルで東京五輪代表の田中希実(豊田自動織機TC)、同1万メートル代表の新谷仁美(積水化学)らが21日、新型コロナウイルスの感染拡大により五輪開催を危ぶむ声が上がる現状について、率直な胸の内を明かした。日本陸連の年間表彰発表に伴うオンライン取材で語った。
田中は「いつどのタイミングで(五輪が)なくなると言われてもおかしくない状況」と捉え、「とにかく、より強くなるための練習に集中するしかない」と述べた。新谷は昨春、政府による緊急事態宣言の発令後に気持ちが沈んだことに触れ、「今年はそうならないように、いい意味でどっしり構えていようと思っている。今できるのは(感染症)対策をしっかり徹底すること」と話した。
男子110メートル障害で昨年の日本選手権を制した金井大旺(ミズノ)は「いろいろな意見があると思うが、世間の意見が一致しないと開催がちょっと厳しい状況になる」と受け止めた。
田中は「いつどのタイミングで(五輪が)なくなると言われてもおかしくない状況」と捉え、「とにかく、より強くなるための練習に集中するしかない」と述べた。新谷は昨春、政府による緊急事態宣言の発令後に気持ちが沈んだことに触れ、「今年はそうならないように、いい意味でどっしり構えていようと思っている。今できるのは(感染症)対策をしっかり徹底すること」と話した。
男子110メートル障害で昨年の日本選手権を制した金井大旺(ミズノ)は「いろいろな意見があると思うが、世間の意見が一致しないと開催がちょっと厳しい状況になる」と受け止めた。