2020-11-13 12:30

「重要な意味を持つ」=バッハIOC会長来日で―武藤五輪組織委事務総長

 東京五輪・パラリンピック組織委員会の武藤敏郎事務総長は12日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長が15〜18日の日程で来日することを受けて、「今回のバッハ会長の訪日は重要な意味を持っている。会長自身が東京に行くことで、(五輪開催へ向けた)機運を盛り上げたいと考えているのではないか」と述べた。
 バッハ会長は来夏に延期された東京五輪の新型コロナウイルス対策などについて組織委と協議し、記者会見する見通し。武藤事務総長は「コロナ対策について徹底的な議論を積み重ねてきた。その状況も報告して、開催に向けてIOC、組織委、国、都がさらに協調していこうという大きな方向性が出されるのは間違いない」と話した。