2021-08-22 16:40
障害でスタートに違い=競泳〔パラリンピック〕
五輪の競泳と同じように自由形、平泳ぎ、背泳ぎ、バタフライ、個人メドレーなどの種目があり、使用するプールも変わらない。各種目は運動機能、視覚、知的と三つの障害に分かれる。
泳ぐ速さをタイムで競う点も五輪と同じだが、スタートでは違いが見られる。脚の障害などで飛び込むことができない選手は、水中から飛び込み台の一部を握った状態でスタートすることが可能。飛び込む際に障害で姿勢が不安定になる選手は、コーチが直接手で支えることも認められている。
視覚障害の選手への「タッピング」もパラ競泳独特の光景。選手はターンするタイミングが分からず壁にぶつかってしまう恐れがあるので、「タッパー」と呼ばれるサポート役が柔らかいスポンジなどを先端に付けた棒で頭をたたき、折り返しが近いことを知らせる。選手によって最適なタイミングは異なるため、練習の時から選手と息を合わせられるようにコーチがタッパーを務めることが多い。
泳ぐ速さをタイムで競う点も五輪と同じだが、スタートでは違いが見られる。脚の障害などで飛び込むことができない選手は、水中から飛び込み台の一部を握った状態でスタートすることが可能。飛び込む際に障害で姿勢が不安定になる選手は、コーチが直接手で支えることも認められている。
視覚障害の選手への「タッピング」もパラ競泳独特の光景。選手はターンするタイミングが分からず壁にぶつかってしまう恐れがあるので、「タッパー」と呼ばれるサポート役が柔らかいスポンジなどを先端に付けた棒で頭をたたき、折り返しが近いことを知らせる。選手によって最適なタイミングは異なるため、練習の時から選手と息を合わせられるようにコーチがタッパーを務めることが多い。