東京五輪・パラリンピック組織委員会は２０日、パラリンピック出場のためジョージアから来日中に都内のホテルで警備員に暴行して負傷させ、逮捕された２０１６年リオデジャネイロ大会の柔道男子９０キロ級金メダリスト、ゴゴチュリ・ズヴィアド容疑者の大会参加資格を剥奪したと発表した。
　ゴゴチュリ容疑者は１２日、新型コロナウイルスに感染した選手の濃厚接触候補者として、隔離されていた大田区内のホテルで警備員に暴行した。組織委は同宿していた残りの選手団１５人に厳重注意を与え、このうち同容疑者と飲酒していた１人には厳重注意に加えて謹慎３日間（トレーニング禁止）を科した。