2021-01-21 18:07

東京五輪「決断の時、迫る」=国民への説得、ハードルに―米紙

 【ニューヨーク時事】米紙ウォールストリート・ジャーナル(電子版)は20日、新型コロナウイルスの影響が懸念されている今夏の東京五輪開催について、開幕の4カ月前に1年延期が決まった昨年と同様に、「決断の時が迫っている」と報じた。
 記事では、最近の感染者急増が大会開催への新たな障害になったと指摘。新型コロナのワクチン接種が「主催者、選手、観客にとって大きなテーマとなっている」として、米国などで計画通り進んでいない点などに言及。「開催に懐疑的な日本国民に、海外から多数の選手らを迎え入れることを説得することが、高いハードルとなっている」と伝えた。