2021-08-20 12:43

パラ発祥の地で聖火式典=日本列島各地の火と合流へ―英〔パラリンピック〕

 【ストークマンデビル(英南部)時事】東京パラリンピックの聖火リレー式典が19日、ロンドン北西にあるパラリンピック発祥の地、ストークマンデビルの競技場で行われ、聖火の元になる火がともされた。
 火はイメージ上、日本に運ばれるよう演出され、20日夜、東京の迎賓館赤坂離宮で行われる集火式で列島各地の火と「合流」する。
 招待客ら約100人が見守る中、英国人女性のパラリンピック金メダリスト2人が、手にしたトーチから聖火台の形をした金属製の器に火を移すと、大きな炎となった。
 日本の林肇駐英大使はスピーチで、東京大会が「興奮をもたらすだけでなく、多様性と調和という社会変革のきっかけになれば」と期待を込めた。