９日付の中国紙・北京日報（８面）によると、８日閉幕した東京五輪に参加した中国代表団７７７人（うち選手４３１人）の中で、大会期間中、新型コロナウイルスに感染した人はいなかった。９９％超がワクチンを接種して訪日し、防疫の専門家も帯同。練習や試合時以外のマスク着用など「自分を守る」原則を徹底した成果だという。
ドーピング検査も２２６回受け、違反ゼロの目標を達成した。
　代表団は８日までに６９２人が帰国し、北京、天津、遼寧、湖北などに分かれて隔離生活に入っている。
　中国は東京五輪で、金３８、銀３２、銅１８の計８８個のメダルを獲得。米国の１１３個（金３９、銀４１、銅３３）には及ばなかったが、海外で行われた五輪では２０１２年ロンドン五輪の９１個（金３８、銀３１、銅２２）にほぼ並ぶ好成績だった。自国開催の０８年北京五輪では、１００個（金４８、銀２２、銅３０）を獲得している。（北京時事）