2021-01-20 12:49

21日から関係者向け会合=IOC会長

 【ロンドン時事】国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長が、関係者向けのリモート会合を開くことが19日、分かった。21日はIOC委員、22日は各国・地域オリンピック委員会(NOC)、25日は各国際競技団体(IF)が対象。新型コロナウイルスへの懸念が続く中、27日のIOC理事会を前に東京五輪開催の意欲を改めて示すとみられる。
 年明け以降、東京五輪開催を危ぶむ声は高まっている。IOC委員のディック・パウンド氏は大会の開催について「確信できない」と述べ、米紙ニューヨーク・タイムズは「不確実性が増している」と報じるなど、欧米メディアでも厳しい見方が広がっている。