2021-08-08 19:57
「100%の成功ではない」=橋本会長が大会総括〔五輪〕
東京五輪・パラリンピック組織委員会の橋本聖子会長は8日、五輪閉会式を前にメインプレスセンターで記者会見を開いて、17日間の大会を総括し、「全体として大きな問題が起きることなく閉幕を迎えられた。安心、安全を確保しながらやるのは非常に難しかった。全てが完全だったわけではなく、たくさんの課題があった」と述べた。
新型コロナウイルス対策が最大の懸案だった今大会。組織委は選手・関係者向けに規則集プレーブックを示したが、違反事例もあった。橋本会長は「どう徹底して管理しても100%順守してもらうのは難しいと感じた」と語った。一方で武藤敏郎事務総長は「基本的にコロナ対策は機能した。バブルは維持されたとみている」と述べた。
検査で陽性が確認された選手に加え、チーム内に陽性者が出たケースや途中棄権も含め、7日までに19選手がコロナの影響によって競技に出場できなかったことを明らかにした。
橋本会長は大会の評価を問われ、まだパラリンピックがあるとした上で「現段階で100%成功したかというと、そうではない」と答えた。
新型コロナウイルス対策が最大の懸案だった今大会。組織委は選手・関係者向けに規則集プレーブックを示したが、違反事例もあった。橋本会長は「どう徹底して管理しても100%順守してもらうのは難しいと感じた」と語った。一方で武藤敏郎事務総長は「基本的にコロナ対策は機能した。バブルは維持されたとみている」と述べた。
検査で陽性が確認された選手に加え、チーム内に陽性者が出たケースや途中棄権も含め、7日までに19選手がコロナの影響によって競技に出場できなかったことを明らかにした。
橋本会長は大会の評価を問われ、まだパラリンピックがあるとした上で「現段階で100%成功したかというと、そうではない」と答えた。