2021-08-07 12:36

空手の喜友名「歴史に名刻めた」=レスリング向田、幸せいっぱい〔五輪〕

 東京五輪の空手男子形で金メダルを獲得した喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が競技から一夜明けた7日、東京都内で記者会見した。夏季、冬季大会を通じ五輪金メダリストが出ていなかったのは全国47都道府県で沖縄県だけだった。同県勢で初めて栄冠をつかみ、「空手の歴史に名を刻めた。沖縄の伝統が世界に伝わり、素晴らしさを世界にアピールできた」と実感を込めた。
 空手は次回パリ五輪で実施競技から外れる。喜友名は「五輪競技に戻ってくると思う」と今後に期待した。
 レスリング女子53キロ級を制した向田真優(ジェイテクト)も会見に出席。婚約者でもある志土地翔大コーチと二人三脚で栄光をつかみ、「2人の夢だった。また次の目標に向かって、楽しく明るく頑張っていけたら」と幸せいっぱいの表情だった。