2021-08-06 21:05

47都道府県から金メダリスト=最後の沖縄が埋まる〔五輪〕

 東京五輪で6日、空手男子形で沖縄県出身の喜友名諒(劉衛流龍鳳会)が金メダルを獲得し、夏季、冬季大会を合わせて47都道府県から五輪金メダリストが誕生した。2018年平昌冬季大会を終えて金メダルなしは、鳥取県と沖縄県。東京五輪では8月3日のボクシング女子フェザー級で鳥取出身の入江聖奈(日体大)が優勝。残すは沖縄だけとなっていた。
 日本勢の第1号は1928年アムステルダム大会の陸上男子三段跳びを制した織田幹雄で、広島出身。冬季では72年札幌大会のスキージャンプ男子70メートル級で北海道出身の笠谷幸生が優勝し、冬季競技の第1号となった。
 日本は第5回の12年ストックホルム大会から五輪に参加。109年をかけ、ついにすべての都道府県に金メダルがもたらされた。