2021-08-06 12:35
IOC、ベラルーシのコーチ2人資格剥奪=選手村を退去―東京五輪
国際オリンピック委員会(IOC)は6日、東京五輪陸上女子のベラルーシ代表だったクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)に帰国を強制したとして、同国コーチ2人の大会参加資格証を剥奪したと発表した。
資格証の取り消しは5日付。暫定的な措置で、コーチ2人は今後、不服申し立てができる。東京・晴海の選手村から退去を求められ、既に応じたという。IOCはツイッターで「依然、東京に残るベラルーシの選手の心身の健康に鑑み、IOCはコーチの資格証を取り消した」と説明した。
IOCのマーク・アダムス広報部長は4日、ツィマノウスカヤ選手をめぐる問題で規律委員会を開き、事実関係を調べると明らかにしていた。
ツィマノウスカヤ選手は、予定した種目以外にも出場を迫られ、コーチを批判。インターネット上に流出したコーチとの会話とされる音声では、本人とみられる女性が「私はただ走りたいだけ」と涙声で訴えていた。
1日、ベラルーシへの帰国命令を拒否し、警察や在日ポーランド大使館などに保護された。4日に成田空港から出国し、ウィーンを経由して亡命先のポーランドの首都ワルシャワに到着した。
資格証の取り消しは5日付。暫定的な措置で、コーチ2人は今後、不服申し立てができる。東京・晴海の選手村から退去を求められ、既に応じたという。IOCはツイッターで「依然、東京に残るベラルーシの選手の心身の健康に鑑み、IOCはコーチの資格証を取り消した」と説明した。
IOCのマーク・アダムス広報部長は4日、ツィマノウスカヤ選手をめぐる問題で規律委員会を開き、事実関係を調べると明らかにしていた。
ツィマノウスカヤ選手は、予定した種目以外にも出場を迫られ、コーチを批判。インターネット上に流出したコーチとの会話とされる音声では、本人とみられる女性が「私はただ走りたいだけ」と涙声で訴えていた。
1日、ベラルーシへの帰国命令を拒否し、警察や在日ポーランド大使館などに保護された。4日に成田空港から出国し、ウィーンを経由して亡命先のポーランドの首都ワルシャワに到着した。