2021-08-05 12:32

IOC、規律委で調査=ベラルーシ選手亡命の経緯

 国際オリンピック委員会(IOC)のマーク・アダムス広報部長は4日、東京五輪陸上女子のベラルーシ代表から外され、帰国命令を拒否したクリスツィナ・ツィマノウスカヤ選手(24)がポーランドへの亡命を決めたことを受け、規律委員会を開き、事実関係を調べると明らかにした。
 アダムス部長によると、規律委はツィマノウスカヤ選手の問題に関与したとされるベラルーシ代表団関係者2人を聴取する。ベラルーシ側に求めていた報告書の提出は既に受けており、真相解明を進めている。 
 また、自転車トラックの女子チームスプリントで金メダルを獲得した中国代表選手が表彰台で毛沢東のバッジを着けていた問題に関しては、「中国オリンピック委員会が再発防止を確約した」と明らかにした。