2022-01-26 12:55
習氏「国際社会の支持」強調=バッハ会長と会談―北京五輪
【北京時事】中国国営中央テレビによると、習近平国家主席は25日、国際オリンピック委員会(IOC)のバッハ会長と北京の釣魚台迎賓館で会談し、来月4日に開幕する北京冬季五輪について「国際社会の支持を得ている」と強調した。米国をはじめとした「外交ボイコット」を念頭に置いた発言とみられる。
習氏は会談で、今回の五輪には90カ国・地域から3000人近くが参加すると指摘。「中国人民だけでなく国際社会の支持も得ている」と主張した。バッハ氏も「国際社会がスポーツの政治化に反対していることを十分に示した」と応じた。
習氏はまた、「競技参加者や関係者、中国人民の健康と安全を守る完全なる自信を持っている」と胸を張った。中国では北京を含む各地で新型コロナウイルスの市中感染が広がっており、不安を払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。国営テレビの映像では、習氏とバッハ氏はマスクを着用せず、他の同席者はマスク姿だった。
新華社通信によると、バッハ氏は22日に北京入りし、3日間の隔離を経て25日から活動を開始した。
習氏は会談で、今回の五輪には90カ国・地域から3000人近くが参加すると指摘。「中国人民だけでなく国際社会の支持も得ている」と主張した。バッハ氏も「国際社会がスポーツの政治化に反対していることを十分に示した」と応じた。
習氏はまた、「競技参加者や関係者、中国人民の健康と安全を守る完全なる自信を持っている」と胸を張った。中国では北京を含む各地で新型コロナウイルスの市中感染が広がっており、不安を払拭(ふっしょく)する狙いがあるとみられる。国営テレビの映像では、習氏とバッハ氏はマスクを着用せず、他の同席者はマスク姿だった。
新華社通信によると、バッハ氏は22日に北京入りし、3日間の隔離を経て25日から活動を開始した。