2021-12-27 11:57

羽生が連覇、北京五輪へ=宇野と鍵山、小松原組も代表―全日本フィギュア

 フィギュアスケートの全日本選手権最終日は26日、北京五輪代表最終選考会を兼ねて、さいたまスーパーアリーナで男子フリーが行われ、五輪連覇の羽生結弦(ANA)が合計322.36点で2年連続6度目の優勝を果たし、3大会連続の五輪代表入りを決めた。フリーで211.05点を出し、ショートプログラム(SP)に続いて1位となった。
 羽生はフリーの冒頭、史上初の成功を目指してクワッドアクセル(4回転半ジャンプ)に挑んだが、回転不足になった。
 宇野昌磨(トヨタ自動車)が合計295.82点で2位、鍵山優真(オリエンタルバイオ)が292.41点で3位。宇野は2大会連続、鍵山は初の五輪。
 女子は全日本優勝の坂本花織(シスメックス)に加えて、樋口新葉(明大)、河辺愛菜(木下アカデミー)が五輪代表に選ばれた。アイスダンスは小松原美里、小松原尊組(倉敷ク)が代表入り。ペアは全日本欠場の三浦璃来、木原龍一組(木下グループ)が代表に決まっていた。