2021-12-24 23:34

高木美を北京主将起用へ=2大会連続でスピード女子から―JOC

 日本オリンピック委員会(JOC)が来年2月4日に開幕する北京冬季五輪の日本選手団主将に、スピードスケート女子の高木美帆(27)=日体大職=を起用する方向で調整していることが24日、関係者への取材で分かった。本人側も内諾しているという。
 前回2018年平昌五輪では、同じくスピードスケートの小平奈緒(相沢病院)が務めており、女子の主将も2大会連続となる。
 高木美は平昌五輪で団体追い抜きの金を含む三つのメダルを獲得。今季のワールドカップ(W杯)では、世界記録を持つ1500メートルで計3レースに臨み、いずれも制した。W杯第3戦の1000メートルでも5年ぶりに優勝。北京五輪では2大会連続の金メダルが期待される。日本スケート連盟の基準を満たす好成績を収め、年末の選考会を待たずに3度目の五輪代表入りを決めている。