【レーワルデン（オランダ）時事】カーリング男女の北京五輪最終予選は１７日、オランダのレーワルデンでプレーオフが行われ、女子はロコ・ソラーレの日本が韓国を８―５で破り、五輪出場を決めた。日本女子は７大会連続、ロコ・ソラーレとしては銅メダルを獲得した２０１８年平昌五輪に続き２大会連続の五輪出場となる。
　日本は３―３で迎えた第５エンドに２点を奪って優位に立ち、不利な先攻の第７、第８エンドにも加点して突き放した。
　韓国は最後の１枠を懸けて１８日にラトビアと対戦する。　

　◇ロコ・ソラーレのチーム小史
　本橋麻里を中心に１０年８月結成。吉田夕梨花と鈴木夕湖は当初からのメンバーで、北海道銀行を退団した吉田夕の姉、知那美が１４年６月に移籍。１５年５月には藤沢五月が中部電力から加わった。２０年には石崎琴美が加入。
　１５年１１月のパシフィック・アジア選手権優勝。１６年２月の日本選手権を初制覇し、同年３月の世界選手権２位。１８年平昌五輪で銅メダルを獲得した。ロコは「ローカル」と練習拠点とする北見市常呂町の「常呂っ子」の響きが由来で、ソラーレはイタリア語で「太陽」を意味する。