【ロンドン時事】来年２月の北京冬季五輪で「外交ボイコット」を表明する国が相次いでいる問題で、国際オリンピック委員会（ＩＯＣ）の最古参委員ディック・パウンド氏は１４日までに、ドイツのラジオ局に「素晴らしい大会を組織し、実行できるホスト国という意味では、中国は何の問題もない」と語った。ロイター通信が伝えた。
　パウンド氏は中国を開催国に決めたことに後悔はなく、「その国の政治的目標への支持を示すものではない」と述べ、ＩＯＣはいかなる国にも政治的変化をもたらす役割はないとの立場を強調した。