2021-11-29 18:14

ブラジル前会長に禁錮30年11月=リオ五輪招致汚職で

 【サンパウロ時事】ブラジル・リオデジャネイロの連邦地裁は25日、2016年リオ五輪招致に絡む汚職に関与したとして、同国オリンピック委員会のカルロス・ヌズマン前会長(79)に禁錮30年11月の有罪判決を言い渡した。
 判決によると、ヌズマン前会長は開催地決定に絡み、アフリカ票の買収を仲介。収賄や犯罪結社への関与、マネーロンダリング(資金洗浄)、外国不正送金の罪に問われた。
 16年五輪は最終候補地として、リオデジャネイロの他に東京、シカゴ、マドリードが挙がっていた。