「中国と緊張激化招く恐れ」=日本の防衛力強化―米情報長官候補
【ワシントン時事】米上院情報委員会は30日、国家情報長官候補に指名されたトゥルシ・ギャバード元下院議員の人事承認を審議する公聴会を開いた。ギャバード氏は日本の防衛力強化について、中国との緊張激化を招く恐れがあると指摘。「歴史を踏まえ、米国の安全保障上の利益にどう影響するか認識する必要がある」と述べた。
ギャバード氏は2023年12月、旧日本軍による真珠湾攻撃の日に合わせ「太平洋侵略を思い起こすと、現在の日本の再軍備は本当に良い考えだろうか」とSNSに投稿。日本に強い警戒感を示していた。
この日も議員から当時の発言の真意を問われ、「私が提起した懸念は日中間のより広範な歴史的文脈にかかわるものだ」と表明。日本の「より攻撃的」な態勢への移行がどのような形で緊張激化を招くのかを見極める必要があるという趣旨だったと説明した。
[時事通信社]
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