2025-01-26 10:57スポーツ

道筋見えた高木=W杯スケート

 高木は最後の直線で同組の選手と競り合って敗れた。日本勢単独最多の通算35勝目はお預けとなったものの「勝ち切ることはできなかったが、感覚を久々に得られた」。レース内容には前向きで表情も明るかった。
 前日に1000メートルを制し、1500メートルも今季W杯開幕から2連勝中だったが「結構くすぶっていたというか、しっくりこないレースをしていた」。相手とコースを入れ替わる場面で攻めきれなかった反省の一方で、好タイムを争った滑りに少なからず手応えもあった。
 集大成となるミラノ・コルティナ冬季五輪まで1年余り。2位だった悔しさはあるが、自分の滑りを形にする道筋が見えた。「早く来週(の第4戦を)滑りたい」。銀メダルを首に掛けた顔に笑顔が浮かんだ。(カルガリー時事)
[時事通信社]

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