両陛下の硫黄島訪問検討=4月、戦後80年の慰霊で―宮内庁など
天皇、皇后両陛下が4月、戦没者慰霊のため、太平洋戦争の激戦地だった東京・小笠原諸島の硫黄島を訪問される方向で宮内庁などが調整していることが22日、関係者への取材で分かった。
今年は戦後80年の節目に当たり、広島、長崎、沖縄の3県への訪問も検討されている。
硫黄島では太平洋戦争末期に米軍との戦闘で2万人余の旧日本兵が戦死した。平成の時代、上皇ご夫妻は戦後50年の前年の1994年2月に同島を訪問。国が建立した「天山慰霊碑」や、日米双方の戦没者を慰霊する東京都の施設「鎮魂の丘」で拝礼するなどした。
天皇陛下は2023年2月の記者会見で、硫黄島で多くの人が亡くなったことを「本当に残念に思っております」とした上で、「こういった戦争中の歴史についても、いろいろと理解を深めていきたい」と話していた。
[時事通信社]
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