2025-01-18 18:28スポーツ

新人選手が被災地訪問=プロ野球・楽天

宮城県南三陸町の旧防災対策庁舎を訪れ、黙とうする楽天の新人選手=18日

 楽天の新人選手らが18日、東日本大震災で被害を受けた宮城県南三陸町を訪問した。伝承館「南三陸311メモリアル」や震災復興祈念公園を見学し、旧防災対策庁舎で献花した。ドラフト1位の宗山塁内野手(明大)は「実際に足を運んで見られたのは良かった。(震災は)すごく大きなことだったと思うし、これからも忘れてはいけない出来事」と述べた。
 今季から東北でただ一つのプロ野球チームでプレーする。宗山は「自分たちが勝つ姿、優勝して日本一になる姿を見てもらい、感動や勇気を与えられたら」と決意を新たにした。
 地震発生後、台湾から大きな支援が寄せられた。台湾出身のドラフト6位、陽柏翔内野手(BCリーグ・茨城)は「こうやって絆ができることはうれしい」と話した。 
[時事通信社]

伝承館「南三陸311メモリアル」で説明を聞く楽天の宗山(右端)ら新人選手=18日、宮城県南三陸町

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