2025-01-15 18:29

石丸氏、都議選全区に候補擁立へ=地域政党「再生の道」設立

 前広島県安芸高田市長の石丸伸二氏は15日、東京都内で記者会見し、地域政党「再生の道」を設立したと発表した。石丸氏は「広く国民の政治参加を促し、自治体の自主性、自立性を高め、最終的には地域の活性化を進める」と述べ、まずは今夏の都議選(定数127)で、全42選挙区に候補者を擁立する考えを表明した。
 石丸氏は、昨年7月の都知事選で小池百合子知事に次ぐ次点となり、立憲民主党や共産党が支援した蓮舫元参院議員の票数を上回った。都議選でどの程度の支持を獲得するかが注目される。
 石丸氏は党首に就き、自身は都議選には出馬しない意向。候補者を公募し、書類選考や面接などを通じて決める。定数4以上の選挙区は2人、定数3以下は1人を目安に擁立する。首長経験者や現職都議らは優先的に候補とする。
 再生の道は、「多選の制限」を公約に掲げ、都議の任期は2期8年までとする。議会での議案採決時は党として拘束せず、賛否は個人に任せるとした。 
[時事通信社]

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