大納会株価、3万9894円=35年ぶり最高値更新
2024年の大納会を迎えた30日の東京株式市場で、日経平均株価の終値は前週末比386円62銭安の3万9894円54銭となった。半導体関連株などがけん引し、昨年末に比べて6430円37銭(19.2%)上昇。年末終値としては、バブル期の1989年(3万8915円87銭)以来35年ぶりに最高値を更新した。
24年の東京市場は、人工知能(AI)関連市場拡大への期待から半導体関連株が上昇。為替の円安も輸出型銘柄への追い風となり、2月には89年の高値を更新、7月に史上最高値の4万2224円を付けた。
年後半は日銀の追加利上げを受けて4400円超急落したほか、自民党総裁選や米大統領選などに反応して一時的に変動する場面もあったが、日経平均はおおむね3万9000円前後で推移。年間では、2年連続での大幅上昇となった。
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