親欧米大統領「任期満了」=離職拒否で拘束警告―ジョージア
旧ソ連構成国ジョージア(グルジア)の親欧米派ズラビシビリ大統領は29日、本来の任期満了日を迎え、公邸を退去した。ただ、ロシアに融和的な与党「ジョージアの夢」が過半数を得たと発表された10月の議会選の正当性を認めず、大統領職にとどまると宣言しており、政治的混乱が深まりそうだ。
大統領選は憲法改正で議員の間接選挙となり、与党の指名を受けて選出された極右カベラシビリ新大統領の任期が29日にスタート。与党は27日、ズラビシビリ氏が大統領公邸を明け渡さなければ、拘束を免れないと警告していた。
[時事通信社]
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