個人情報活用へ議論着手=医療や金融、利便性向上―政府検討会
政府は26日、社会のデジタル化を踏まえ、医療や金融など幅広い分野での個人情報の利用拡大を議論する「データ利活用制度・システム検討会」(座長・森田朗東大名誉教授)の初会合を開いた。個人情報・消費者保護に配慮した制度を構築し、診療の円滑化や働き方改革、質の高いサービス提供など社会の利便性向上を目指す。
平将明デジタル行財政改革担当相は「経済成長をけん引し地方創生に貢献していくためにも重要な課題。全府省を挙げて対応していきたい」と強調。検討会は当面、(1)医療(2)金融(3)教育(4)産業―の4分野について議論を深める方針を確認した。
[時事通信社]
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