田中将、復活へ力強く=憧れの背番号11で再出発―プロ野球
田中将の表情は晴れやかだった。残り3勝としている日米通算200勝が期待される中、「自分としては3勝で終わる気持ちはない。まだまだできるんだという証明をしたい」。復活を期す来季をにらみ、力強い口調で言った。
球界屈指の実績を誇る右腕は、来季でプロ19年目。楽天時代に無傷の24勝を記録した2013年のような全盛期と比べれば、年齢による衰えがあることは自覚している。だが、「その分、長くやってきた経験、引き出しはその頃よりある」。
阿部監督の評価は「2桁勝てる」。楽天をリーグ優勝、日本一に導いた13年に触れ、「勝つために己を犠牲にする、熱い気持ちを持っている。それは今の若い選手に足りていないところ。そういうのを継承してもらいたくて、獲得に乗り出してもらった」。チームに成長をもたらす存在としても期待する。
巨人には、小学生時代に同じチームでプレーした坂本がいる。新たな背番号は、子どもの頃に憧れていたという斎藤雅樹さんの11。「すごく好きな投手だった。これも何かの縁かな」。意欲を高め、再スタートを切る。
[時事通信社]
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